• Favorite Music 2009.04.27 コメントは受け付けていません。

     

    先の幸宏さんのアルバム「Page by Page」+旧譜12タイトル再発+ベスト盤
    2タイトルの一挙リリースで、先月すっかり散財してしまったワタクシですが
    (さすがに全部は買えませんでした)、投資したからにはちょっと元を取らない
    となぁ、という事でブログのネタにさせて頂きます。

    今回ご紹介する「A Night in the Next Life -Perfect Premium Discs-」は、
    1991年4月29日の渋谷ON AIRで行われたライヴ音源を全て収録したCD
    2枚組アルバムです(オリジナルのリリースは1991年8月)。
    オリジナル盤未収録の音源がこのアルバムの目玉なわけですが、その
    ラインナップはと申しますと、

     

    Only Love Can Break Your Heart
    Left Bank [左岸]
    X’Mas Day in the Next Life
    空気吸うだけ
    メンバー紹介

     

    という感じ。改めて聴いてみると、「何で当時この曲をカットしたんだろ?」という
    完成度の高い曲ばかりでした(メンバー紹介は、まぁ曲じゃないのでアレですが)。
    「Only Love Can…」がまた切ない感じでいいんですよ。

    オリジナル盤でカットされた曲は、コーラスワークで聴かせるものが比較的
    多かったのですが、このライヴではサポートメンバーのオジサマたちの甘くも
    シブイ歌声で再現されておりまして、これがまた素晴らしいんですな。

     

    今回の一連の再発盤は、SHM-CD仕様というのがウリのひとつなわけですが、
    このライヴでは吉川忠英さんと徳武弘文さんという二大腕利きギタリストが
    参加しているので、両氏の神業的なギター・プレイがクリアな音質で聴ける
    というのは、結構ポイント高いんじゃないかと思います。

    オマケのようなメンバー紹介も、幸宏さんの口調が椎名誠ライクだったり、
    スティーヴ・ジャンセンを「兄貴と仲が悪いヤツ」と紹介したり、時代を感じ
    させて何だか微笑ましいものがあります(今のスティーヴはその兄貴と
    Nine Horsesとかやってますからね・・・)。

     

    余談ですが、このライヴのオリジナル盤が出た時、ワタクシは中学生でした。

     

    住んでいたのが仙台某所の団地エリアって事もあったのでしょうけれども、
    自分の周りで幸宏さんのアルバムを聴いている人(もしくは知っている人)は
    一人もいませんでした(泣)。いやー、あれはサビしい中学時代だったな。

    今ならネットで簡単に共通の趣味を持つ人を簡単に見つけられますが、
    あの頃はまだそういう環境が整ってなかったので、洋楽ファンとかYMOファンの
    早熟な子供は、それはもう肩身の狭い思いをしたもんです。

     

    その点ネット環境の発達した今はいい時代になったよなぁ、と思うわけですが、
    苦労に苦労を重ねて共通の趣味の人を見つけた時の達成感とか、ひょんな事
    から実は身の回りにいた人が同じ趣味を持っていた、と分かった時のサプライズ
    みたいな気持ちは、あの頃の方が感動が大きかったのかな、とも思います。

     

    『A Night in the Next Life -Perfect Premium Discs-』
    レーベル:EMIミュージック・ジャパン
    品番:TOCT-95083・84(2枚組)
    定価:3,990円

     

       

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  • Favorite Music 2008.12.31 コメントは受け付けていません。

     

     
    30日の午後に、今年最後の仕事を済ませて参りました。
    これで2008年度のレーベルの仕事は全て終了という事になります。

    28日と29日は仕事のリサーチ&私用で東京に行っていたのですが、ニュースで報道された通り、
    29日は東北新幹線が運行管理システムのトラブルに見舞われまして、仙台に戻ってくるのも
    ひと苦労でございました。

    「帰省ラッシュ+運行ダイヤの乱れ」ですから、その混雑ぶりは推して知るべしといった感じです。
    ああ疲れた。JRもこういう大事な時期にトラブル起こすかなぁ、フツー。

     

    さて今回は2008年を振り返るという事で、今年購入したアルバムで個人的に気に入った作品を
    トップ5形式で挙げてみたりしたいと思います。

     

    1. PUPA “Floating Pupa” (EMIミュージック・ジャパン)
     今年一番聴きました。エレクトロニカとアコースティック・サウンドが絶妙なさじ加減でミックスされた
     心地よいサウンド。幸宏さんの名盤”Blue Moon Blue”に「キュートさ」を加味した進化形かと。
     「Tameiki」と「How?」を聴いて高野寛さんの完全復活を確信した次第です。

    2. Daryl Hall & John Oates “Live at the Troubadour” (Shout! Factory)
     ホール&オーツの2008年5月のライブを収録したCD2枚組+DVD付きの豪華盤。ダリル・ホールが
     web上で展開しているライブ企画”Live from Daryl’s House”の延長線上にあるアンプラグドな
     演奏ですが、彼らの80年代の瑞々しさが随所に感じられてよい感じです。
     
    3. Yellow Magic Orchestra “LONDONYMO” & “GIJONYMO” (commons)
     YMO(というかHuman Audio Sponge)のロンドン/スペイン公演を収録したライブ盤。Sketch Showの
     楽曲は(いい曲ではあっても)淡々としたノリのものが多かった印象があるのですが、このライブの
     アレンジはメリハリが効いていて、ワタクシはこちらのバージョンの方が好きです。

    4. Steve Jansen “Slope” (samadhisound)
     元JAPANのスティーヴ・ジャンセンの初ソロ作品。アンビエント/エレクトロニカ系の楽曲がメインで、
     シルヴィアンやティム・エルセンバーグらがゲスト・ヴォーカリストとして参加。出来ればスティーヴも
     1曲くらい”Stay Close”や”BETSU-NI”で披露した美声を聴かせてほしかった…。

    5. miette-one “Children’s Corner” (abcdefg record / Girl School)
     名古屋のインディーズレーベル「abcdefg record」の女番長(とレーベルのサイトに書いてあります)、
     miette-one女史による、ヨーロピアン・テイスト溢れるラブリーなガールズポップス・アルバム。
     「インディーズでガールズポップスを演るとはどういう事か?」という課題に対するひとつの答えが
     この作品にはあるのではないかと思います。勉強になりました。

     

    …とまぁ、見事に偏ったラインナップになってしまいましたが、そもそもマイベストなんていうのは
    そういうものなわけでして、大目に見て頂ければと思います。

    明日は映画『ミラーズ』(08)を観てきます。

     

      

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