• アーティスト情報 2009.04.30 コメントは受け付けていません。


    とりあえず今回で『BRITANI』の収録曲は全て紹介してしまう事になる
    このコーナー、本日はミニアルバムのトップを飾る「遠回りの心」について。

     

    以前のブログで、今回のブリちゃんのミニアルバムは「ツンデレガールの
    喜怒哀楽」をテーマに曲を作る、というコンセプトになった事をお話ししま
    したが、4曲作った時点で「喜」に相当する曲(厳密に言えば歌詞)がまだ
    出来ていない事に気がつきました。

    それじゃあどんな歌詞にしましょうかという事になったのですが、どうも
    我々一同(ブリちゃん、Pizzauma氏、そしてワタクシ)揃いも揃って悲観的な
    性格らしく、「楽しい内容の歌詞が書けない」という困った事態に直面して
    しまいました。

     

    Pizzauma氏曰く「作詞は専門外なんですよねぇ」という事だったので、
    ブリちゃんに何か書いて下さいなと頼んだのですが、「楽しい歌詞って
    難しいですぅー」とギブアップ宣言。Molly先生は本業が忙しくなり離脱。
    仕方がないので少しでも叩き台になりそうな歌詞でも書いてみるか、と
    ワタクシも作詞にチャレンジしたのですが、これがまた我ながらヒドイ
    出来だったんだなぁ。ああ、思い出したらまた恥ずかしくなってきた。

     

    こいつはマズイぞ、という危機的状況になって立ち上がったのが、
    他ならぬPizzauma氏でした。

     

    その日のレコーディングを終えた後、「それじゃ、自分も何か書いて
    みます」と言い残して帰って行ったのですが、何か、その日の夜
    だったか次の日の夜だったか、そのぐらいで歌詞が出来上がって
    参りました。

    しかもやっつけ的な内容ではなくて、アイドルポップスの王道を行く
    キチンとした歌詞だったんですよ、これが。抽象的かつポエティックな
    言い回しというか何というか。カッコイイ感じ。

    なあぁぁんだ、Pizzaumaさんったら歌詞は専門外とか言ってたけど、
    ちゃんと書けるじゃないですか、と感服した次第です。いや素晴らしい。

     

    確か幸宏さんのアルバム『Blue Moon Blue』が個人的にヒットしていた
    時期に作ったので、音の方もその影響大というか、減衰音系(トイピアノ
    とか)にあまりエコーをかけない感じで作っていったと言っていた記憶が
    あります。その結果、跳ねるようなタッチの音が出来上がり、アルバムの
    幕開けを飾るのにピッタリな爽やかポップスに仕上がったのではないかと
    思います。

    そんなわけで、ラストのレコーディングも2008年7月26日に無事終了
    しました。

    ま、レコーディング中はいろいろうまく行かない事もありましたが、
    初めてにしちゃ結構我々頑張ったのではないかと思ったりします。

     

    ・・・というわけで、このコーナーは全曲紹介し終えたので今回で
    (一応)終了という事になります。

    何かまた新しい連載企画でもGW中に考えたいと思います。

     

      

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  • アーティスト情報 2009.03.30 コメントは受け付けていません。

     

    さて本日はブリちゃんの誕生日という事で、『BRITANI』の製作秘話をお送りします。
    今回は『Liar』が出来るまでのお話。

     

    以前のブログ(『BRITANI』製作秘話の第3回)で『Why Don’t You Be My Boyfriend?』の
    歌詞を作った際に、もともとのブリちゃんの壮大なポエムがバッサリ編集されて3分の1
    以下の長さになったと書きましたが、そのあと次の曲の歌詞を考える段階になり、
    ふらっとオフィスに立ち寄ったmolly先生が「このカットした部分って、これだけで独立した
    詞になってない?」と何気なくコメントしたのがことの始まり。

    なるほどカットした詞を読み直してみると、一本筋の通った内容になっているではあり
    ませんか。mollyさんってばナイスー! ・・・というわけで、またしてもブリちゃんのポエムを
    基に、新たな歌詞の創作が始まったのでした。

     市内某所のイタトマで打ち合わせをした際、「恋に悩めるツンデレガール」というミニアル
    バムのテーマが決まり、それなら「5曲を使ってツンデレガールの喜怒哀楽を綴っていき
    ましょうよ」という方向性が決定しました。

     

    『Why Don’t You…』とカヴァー曲の『Drip Dry Eyes』は「哀」、『夜が明けたら』は「楽」に
    相当するので、それじゃこの曲は「怒」で行きましょうかという事になり、ボーイフレンドに
    腹を立てている女の子の心境を綴っていく事となりました。

    ちなみにブリちゃんのポエムを再利用した箇所は、英詞のパートです。「アタシはあなたの
    子猫ちゃんでもなけりゃ、チェリーパイでもないのよ」という「ワタシ怒ってマス」的な声明
    なんですね。で、ボーイフレンドに対してご立腹の女の子がとった行動とは・・・というのが
    新たに書き起こした日本語詞の部分。

     

    チェりーパイっていえばアレです。先日MTVで放送していた「100 Greatest Hard Rock
    Songs」でもWarrantの「Cherry Pie」(邦題:いけないチェリーパイ)がランクインしてましたな。
    ホットチックとチェリーパイは相性抜群って事で、実はこの曲なかなかロックしてるじゃーん、
    と思った次第。

    曲の方はPizzauma氏が相当気合い入れて作ったようで、メロディーからアレンジから
    アルバムの中で一番凝った作りになってます。アルバムの中からどれか一曲シングル
    カット用に選べと言われたら(あるいはPV製作用の曲を選べと言われたら)、ワタクシは
    この曲をチョイスするだろうなぁ、と思います。

     何はともあれ、ブリちゃん お誕生日おめでとうございます。

         

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  • アーティスト情報 2008.12.14 コメントは受け付けていません。

     
    さて、前回の製作秘話でブリタニーがボーカリストに決まるまでを書いたわけですが、
    今回は第2回という事で、実際に曲を作っていった時の事について少々。

    まず曲(オケ)が出来ていった順番ですが、ワタクシの記憶が確かならば

    1. Drip Dry Eyes
    2. 夜が明けたら (M708)
    3. Why Don’t You be My Boyfriend? (M711)
    4. 遠回りの心 (M714)
    5. Liar (M715)

    だったと思います。カッコ内は正式なタイトルが決まるまでの「仮タイトル」というヤツです。
    今回は”Drip Dry Eyes”のカヴァーが出来るまでをお話しします。

    Pizzauma氏もワタクシもYMOフリークなので、何かカヴァー曲を入れたいという話になったの
    ですが、ワタクシは幸宏さん派なので、幸宏さんの曲を演ろうと(強引に)決めさせて頂きました。

    せっかくブリちゃんがバイリンガルなのだから、英語の歌詞の曲で、女性が歌っても違和感のない
    曲にしようという事で、それならSandiiも歌った”Drip Dry Eyes”しかないでしょう、と即決。
    (Sandiiバージョンは彼女のソロアルバム「Eating Pleasure」で聴けます)

    幸いワタクシが学生時代に購入した「ピアノ曲集 高橋幸宏」の楽譜に”Drip Dry Eyes”の譜面が
    あったので、それをPizzauma氏に渡したところ、数日でエレクトロニカ調にアレンジされたデモトラックが
    出来上がって参りました。脅威の早業です。

    しかし、ここで困った事がひとつ出て来ました。アルバム「ニウロマンティック」でアンディ・マッケイが吹いていた
    サックス・ソロのパートをどうするのか? という事です。

    シンセで代用する手もあったのですが、それじゃちょっと味気ないし、オリジナルに敬意を表して
    生演奏で行きたいと考えたワタクシは、サックス演奏を引き受けてくれる人をあちこち探し回りました。
    そこである方面から紹介して頂いたのが、門間裕治氏だったのです。

    前日に門間氏の音楽をmyspaceで予習してから、市内某所のカフェで門間氏にお会いして、
    「実はブリちゃんのミニアルバムを作ろうと思っておりまして、”Drip Dry Eyes”のカヴァーを
    演りたいんですが云々」と説明したところ、門間氏からは「あー、アレはいい曲ですよねぇ~!」という
    前向きなリアクションが。実は門間氏もYMOフリークだったのでした(細野さん派)。何たる偶然。

    その後ブリちゃんのオリジナル曲を作るのが○○氏(Pizzauma氏の本名)という人なのですよと
    伝えたところ、実は門間氏とPizzauma氏は知り合いだった事が判明。しかも、お互い音楽を
    やる事を知らずに仕事の席で顔を合わせていたという(笑)。何たる偶然×2。

    そんなわけでサックス演奏の件も快諾して下さいまして、その演奏はCDを聴いて頂いた通りです。
    これ以来、ワタクシは門間氏の事を「和製アンディ・マッケイ」と呼ばせて頂いてます。

    ブリちゃんの歌入れを行ったのは、確か今年の3月頃だったんじゃないかと思います。
    製品版のボーカルは、5月下旬頃に録ったテイクを使っています。

     (次回につづく)

        

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  • アーティスト情報 2008.11.23 コメントは受け付けていません。

     

    いつも弊社サイトやブログ「ROOM MGM」をご覧下さいまして、どうもありがとうございます。

    今日はMOVIX仙台で観てきた『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(08)の感想でも
    書こうかなと思ったのですが、そういえばこのブログであんまり自社製品について
    書いてないなぁ、という事に気がつきましたので、本日から不定期で(一応月イチを予定)
    ブリタニーのミニアルバム『BRITANI』が出来るまでの裏話というか、思い出話を少しずつ
    綴らせて頂こうかなと思います。

    第1回はこのプロジェクトが始動するまでをお話しします。

    ワタクシが“Marigold Music”というインディーズレーベルを立ち上げるに当たって、第1弾
    リリースとしてどんなアーティストの作品を製作しようかといろいろ考えました。
    もちろんすでにライブ活動などで実績のある仙台のバンドのCDをリリースする事も出来た
    わけですが、せっかくゼロからレーベルを立ち上げたわけだし、アーティストもフレッシュな
    新人さんを育てていこうじゃないか、と思いました(実績がないぶん、プロモーションは大変に
    なりますが)。

    とある筋からDTM系作曲家のPizzauma氏を紹介されまして、デモを聴いてみたらこれがまた
    大変スバラシイ出来で、しかもワタクシと同じ大のYMOフリークという事もあり(Pizzauma氏は
    細野さん派、ワタクシは幸宏さん派)、ものの数分で意気投合。サウンドプロデューサーはあっさり
    決まりました。「女性ヴォーカルでポップスを作る」というコンセプトも、この時に大体決まりました。

    それじゃあ次にヴォーカリストはどうしようか? という話になったのですが、オーディションを
    実施する余裕もなかったので(応募する人もいなかったかもしれませんし:笑)、以前ご縁のあった
    仙台エス・オー・エスさんの事務所にお邪魔して、当方のイメージに合ったタレントさんを何人か
    紹介してもらいました。そこでワタクシが最終的に選ばせて頂いたのが”ブリちゃん”こと
    ブリタニーさんだったのです。

    決め手はルックスと、「英語の歌詞の曲をカッコよく歌ってもらえるのではないか?」という
    2つの理由からでした。

    とりあえずブリちゃんの声質と歌唱スキルが知りたいので、「デモテープを送って下さい」と
    お願いしたのですが、カラオケ店で録ったと思しきそのデモの曲目が、小林明子さんの
    「恋に落ちて」とか若いのに妙にシブい選曲で、これはいいキャラだなと(笑)。
    いや、もっと最新のJ-POPなんか歌って録音してくるんじゃないかと思っていたので…。
    この見た目と性格のビミョーなギャップと申しましょうか、ちょっとオフビートな所がこの方の
    魅力なのかもしれないなぁ、と思った次第です。

    まぁ、選曲がツボにハマったというだけでなく、透明感があって落ち着いた感じの声質が
    気に入ったから…という理由も当然あったのですが、とにかくこれでヴォーカリストも決定と
    なりました。

    かくして、企画は次の段階へ進んでいったのでありました。

    (次回に続く)

      

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