• サントラ, 映画ネタ 2010.05.03 コメントは受け付けていません。

    the wolfman

     
    先週『ウルフマン』(10)を観てきました。

     
    ベニチオ・デル・トロとエミリー・ブラントという僕のお気に入りの役者さんが
    出てるので、彼らの演技は(個人的に)それなりに楽しめましたが、印象と
    してはフツーの怪奇映画という感じでした。事件の真相も「あの人」が登場
    した途端に何となく分かってしまいますし。

    まぁ、製作中にゴタゴタがあった割にはソツのない仕上がりになっていた
    ような気はしますが。

    問題はそのゴタゴタだったりするんだなぁ。この前『タイタンの戦い』(10)で
    作曲家交代劇があった事を書いたばかりですが、この映画でも交代劇が
    起こってしまったのです。しかも、状況的にはこっちの方がもっとややこしい。

     

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  • サントラ, 映画ネタ 2009.10.19 コメントは受け付けていません。

    crank

     

     
    先日観た続編は(個人的に)イマイチでしたが、やっぱり『アドレナリン』(06)第1作は面白い。
    映画館でも観たし、DVDも持っているけど、スターチャンネルとかで放送しているとつい観て
    しまいます。くだらなくてもいいんです、面白ければ。

     

    この映画のドコが素晴らしいって、まず「アドレナリンを出し続けないと即、死亡!」という
    一発ネタをうまく昇華させ、94分の物語を退屈させずに一気に見せてしまうネヴェルダイン/
    テイラーのコンビ監督コンビのパワーがお見事です。

    そしてアドレナリンを出すためなら何でもやる男、シェブ・チェリオスにジェイソン・ステイサム
    をキャスティングしたセンスが秀逸。こういう役をジョニー・ノックスヴィルとかウィル・フェレル
    にやらせても「いかにも」な感じというか、「コイツならそのぐらいやるだろう」と想像がつくので、
    多分面白くなかったと思うのです。無骨なステイサムが大真面目な顔で過激かつイカレた
    行動を取る事によって、コメディアンでは出せない絶妙な笑いの要素が生まれたわけです。

     

    で、またステイサム以外の出演者の皆さんもテンションが高いのなんの。シェブに毒を盛った
    張本人ヴェローナ(ホセ・パブロ・カンティーロ)やスケベなヤミ医者のドク・マイルズ(ドワイト・
    ヨーカム)、女装趣味のあるケイロ(エフリン・ラミレッツ)、天然キャラのイヴ(エイミー・スマート)
    のような助演キャラから、瞬殺されるチンピラやタクシーの運ちゃんのような脇役に至るまで、
    キャラが立ちまくり。多分、今後他の映画で彼らを見かけても「あ、この人『アドレナリン』に
    出てた!」とすぐに分かるんはず。つい先日も『狼の死刑宣告』(07)で、シェブにハイチ産の
    ブツを勧めるコワモテのタクシー運転手役の人を見かけたばかりだし。

     

    こういう映画は、文章で書いたところでその面白さが半分も伝わらないと思うので、
    詳しくは実際に本編を観て頂くとして、今回はイカすサントラの紹介をさせて頂きます。

     

    『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』(09)はマイク・パットンのスコアがメインでしたが、1作目は
    パンクからハードロック、ヒップホップ、カントリーまで、あらゆるジャンルをブチ込んだ闇ナベ
    的な選曲が面白すぎるサントラに仕上がっています。

    映画が始まった途端Quiet Riotの”Metal Health”が流れ出すわ、ヴェローナの伝言DVDを
    観て激昂したシェブが、Refusedの”New Noise”をBGMにテレビを破壊するわ、Loverboyの
    “Turn Me Loose”のイントロをスコア代わりに使うわ(ま、確かにカンフー映画っぽいイントロ
    ですが)、エピネフリン注射を打ちすぎてハイになり、The Croudのパンクロック”Trix are for
    Kids”をBGMに街中を全力疾走してみたり、タクシーの車内でアドレナリンを出すためにJarrett
    & Longの”Achy Breaky Heart”(ビリー・レイ・サイラスのヒット曲)に合わせてヘッド・バンギン
    グしてみたり、もうやりたい放題。

    きわめつけは、盗んだ白バイに病院着のまま半ケツで曲乗りするシーン。バックに流れるのは、
    何とハリー・ニルソンの名曲「うわさの男(Everybody’s Talkin’)」。そりゃ確かにシェブは噂の男
    には違いないが、この場面で使う曲じゃないだろ?ってなセンスが最高。

     

    映画のラスト、シェブがイヴの留守電に最期のメッセージを残す意外と泣けるシーンでJafferson
    Starshipの懐メロ”Miracles”が流れた後、エンドクレジットはRocket from The Cryptのパンク
    ロック”Bring Us Bullets”、David Rolas F / 10 West and Jimi Barrazの”Adrenalina”、ポール・
    ハスリンガーのスコア”China Town”で〆てくれます。このイカレ系サントラを聴くだけで十分アド
    レナリンが放出可能(映画のダイアログも入ってるし)。

     

    サントラ盤はLakeshore Recordsから発売中。CDには”Stayin’ Alive”のカヴァーが収録されて
    いるのですが、映画本編では使われてませんでした。一体どんなシーンで使う予定だったのか
    ちょっと気になります。

     

    ・・・で、3000フィート上空のヘリから墜落してもシェブ・チェリオスは死んでいなかったと(笑)。

    ちなみにあのヘリコプターでのドツキ合いのシーン、ステイサムとヴェローナ役の人、高価な
    HDカメラを抱えたネヴェルダイン/テイラーの合計4人がヘリに乗り込み、本当にLA上空で
    撮影したそうです。さすがに落下シーンはディセンダー・リグ(落下装置)を使ったそうですが、
    それでもスタントマンを使わず自分でやったらしい。すごい役者根性だ。ハスリンガーのヤケ
    クソ気味なハードロック・スコアも迫力満点でございます。

     

      

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