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	<title>Room MGMu &#187; Mychael Danna（マイケル・ダナ）</title>
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	<description>マリーゴールドミュージックの各種お知らせ、レーベルオーナーによる雑記などを発信中！</description>
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		<title>CHLOE</title>
		<link>http://blog.marigold-mu.net/archives/3112</link>
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		<pubDate>Thu, 01 Sep 2011 03:00:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[サントラ]]></category>
		<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[Mychael Danna（マイケル・ダナ）]]></category>
		<category><![CDATA[サウンドトラック]]></category>

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		<description><![CDATA[
アトム・エゴヤン監督作『クロエ』(09)を見てきた。
このタイミングならDVD化されるまで待っていてもよかったんですが、エゴヤンの映像美とマイケル・ダナの官能的な音楽の融合を劇場で味わってみたかったので、あえて映画館に [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="aligncenter size-full wp-image-3113" title="chloe" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2011/08/chloe.jpg" alt="chloe" width="310" height="310" /></p>
<p>アトム・エゴヤン監督作『クロエ』(09)を見てきた。</p>
<p>このタイミングならDVD化されるまで待っていてもよかったんですが、エゴヤンの映像美とマイケル・ダナの官能的な音楽の融合を劇場で味わってみたかったので、あえて映画館にて鑑賞。</p>
<p> </p>
<p>夫デビッド（リーアム・ニーソン）の不倫を疑った妻キャサリン（ジュリアン・ムーア）が、若く美しい娼婦クロエ（アマンダ・セイフライド）に「自分の夫を誘惑して、彼がどんな行動を取ったか報告してほしい」と&#8221;仕事&#8221;を依頼した事から、夫婦関係・親子関係が破綻していくというお話。「疑惑」と「嘘」がジワジワと人間関係を蝕んでいく展開とか、キャサリンとクロエが倒錯した性の世界にのめり込んでいくアヤしい展開なんかは、いかにもエゴヤン映画というノリ。とはいえ、この映画を「悪女もの」とか「官能サスペンス」とジャンル分けするにはあまりにも悲しい物語ではありますが。</p>
<p> </p>
<p><span id="more-3112"></span></p>
<p>映画の内容については既にあちこちで語られていると思うので、音楽ネタについてちょいとばかり書かせて頂きますと、劇中クロエが何度か言及する「レイズド・バイ・スワンズ（Raised by Swans）」というバンド、実在のカナダのインディーロックバンドです。</p>
<p>バンドのオフィシャルサイト<br />
<a href="http://raisedbyswans.com/" target="_blank">http://raisedbyswans.com/</a></p>
<p>クロエが「インターネット（＝配信）は嫌い」と言って、あくまでCDで聞く事にこだわっていたのがミョーに好感が持てた。サウンドも割と好みかも。</p>
<p> </p>
<p>オリジナル・スコアはエゴヤンの盟友マイケル・ダナ。僕の大好きな作曲家の一人です。ミニマリスティックな編曲、もの悲しく非西洋的なメロディー、民族楽器（この映画ではバンスリ）の導入など、この人の持ち味が存分に発揮された、控えめなサウンドながらなかなかの力作。『エキゾチカ』(94)とか『8mm』(99)など、一時期かなり独創的な音を聴かせてくれていたけど、最近は割とオーソドックスな作風だったので、こういうユニークな音を鳴らしてくれると無性に嬉しくなる。</p>
<p>本作のサントラでは、ダナさんはギターも担当。あと、ピアノがイヴ・エゴヤンとクレジットされてました。1964年生まれのプロのピアニストという事だったので、恐らくアトム・エゴヤンの妹と思われます（アトム・エゴヤンは1960年生まれ）。</p>
<p> </p>
<p>それにしても、クロエ役のアマンダ・セイフライドは･･･やっぱりケロリン顔だなぁ、と。美貌の娼婦というにはクセがありすぎてちょっとビミョーかも。アンバー・ハードあたりが演じてくれていたらもっとよかった気がする（あくまで個人的希望）。</p>
<p>  </p>
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<p>■Eliot Lewis / 6 &amp; One<br />
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<p>■Charlie DeChant / Like the Weather<br />
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		<title>JM / Johnny Mnemonic</title>
		<link>http://blog.marigold-mu.net/archives/2939</link>
		<comments>http://blog.marigold-mu.net/archives/2939#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 16 Jun 2011 01:00:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[サントラ]]></category>
		<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[90年代]]></category>
		<category><![CDATA[Mychael Danna（マイケル・ダナ）]]></category>
		<category><![CDATA[キアヌ・リーブス]]></category>
		<category><![CDATA[サウンドトラック]]></category>

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		<description><![CDATA[
 
午前中にCDラックを整理していたら『JM』(95)のサントラが出て来た。
懐かしいなーコレ。
キアヌ・リーヴス（伸びかけスポーツ刈り＋テクノカットな髪型が奇妙な感じ）、「人間核弾頭」ドルフ・ラングレン、B級映画の帝 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="aligncenter size-full wp-image-2940" title="JM" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2011/06/JM.jpg" alt="JM" width="310" height="310" /></p>
<p> </p>
<p>午前中にCDラックを整理していたら『JM』(95)のサントラが出て来た。<br />
懐かしいなーコレ。</p>
<p>キアヌ・リーヴス（伸びかけスポーツ刈り＋テクノカットな髪型が奇妙な感じ）、「人間核弾頭」ドルフ・ラングレン、B級映画の帝王アイス・T、怪優ウド・キア、『スターシップ・トゥルーパーズ』(97)のディナ・メイヤー、ロリンズ・バンドのヘンリー・ロリンズ、そして北野武･･･と、カルト作品になる事を運命づけられたような&#8221;濃い&#8221;キャスティング。しかも原作・脚本にウィリアム・ギブスン、ビジュアル・コンサルタントにシド・ミードまで起用しているのに、実際にはカルトどころかB級SFにしかならなかったのが残念な映画。</p>
<p> </p>
<p>原因はやっぱり監督のロバート・ロンゴにあると思う。</p>
<p> </p>
<p>モダンアート出身で映画監督が本職じゃないせいか、演出とか映像の見せ方が何だかシロウトっぽい感じ。話が面白くなりそうな要素は結構あるのに、メリハリがないのでイマイチ盛り上がりに欠ける。ラッセル・マルケイとかポール・W・S・アンダーソンあたりだったらもっと上手く撮れたんじゃないだろうか。音楽の使い方もあまりセンスがいいとは言えないし、ヤクザの高橋（＝北野武）の子分、シンジ役が太眉のデニス・アキヤマなのも全然イケてなくて萎える。加藤雅也あたりが演じてくれていたら、もうちょっとイカす悪役になったと思うんだけどなぁ。</p>
<p>ただ、映画の舞台が2021年で、電磁波による環境汚染が原因で&#8221;NAS（神経衰弱症候群）&#8221;なる不治の病が蔓延しているという設定が妙にリアルだったり、ハッキング対策で極秘データを脳内のシリコンチップに記録してデータを運ぶ&#8221;記憶屋&#8221;という職業も、ビジネスとしては意外とアリかも、と思ったり、物語の設定はなかなか興味深いものがあります。つくづく監督がロンゴだったのが悔やまれます。</p>
<p><span id="more-2939"></span></p>
<p> </p>
<p>で、この映画のサントラ。音楽の使い方はあまりセンスがいいとは言えませんでしたが、楽曲提供した面々はこれまた&#8221;濃い&#8221;顔ぶれ。スタッビング・ウエストワード、ヘルメット、バケットヘッド、KMFDM、オービタル、ロリンズ・バンド、フィアー・ファクトリーなどなど、インダストリアル・ロック／テクノ系アーティストの楽曲がゴチャっと収録されてます（アーティストが『モータル・コンバット』(95)のサントラと微妙に被る）。HR系コンピ盤と思って聴けば、今でも結構イケます。</p>
<p>個人的にお気に入りなのが、映画のエンドクレジットで流れるGod Lives Underwaterの&#8221;No More Love&#8221;と、記憶屋ジョニーがサイバースペースに侵入するシーンで流れるボノ＆エッジの&#8221;Alex Descends into Hell for A Bottle of Milk / Korova 1&#8243;の２曲。ボノ＆エッジの曲は割と効果的な使われ方をしていたような気もするし、&#8221;No More Love&#8221;もいい曲だった。</p>
<p> </p>
<p>ちなみに日本公開版のオリジナル・スコアはマイケル・ダナですが、アメリカ公開版は『ターミネーター』(84)、『ブロンディー 女銀行強盗』(93)のブラッド・フィーデルのスコアに差し換えられました。US盤にフィーデルのスコアが１曲収録されているのはそのためです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p>FOZZY / Chasing The GraiL 好評発売中！<br />
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</a>iTunes <a href="http://itunes.apple.com/jp/album/id366256922? i=366256940&amp;uo=6" target="itunes_store"><img src="http://ax.phobos.apple.com.edgesuite.net/images/badgeitunes61x15dark.gif" alt="Fozzy - Chasing the Grail - アンダー・ブラッケンド・スカイズ" width="61" height="15" /></a></p>
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		<item>
		<title>キネマ旬報のムック本にコメントが載ってます</title>
		<link>http://blog.marigold-mu.net/archives/1994</link>
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		<pubDate>Fri, 09 Apr 2010 16:53:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<category><![CDATA[Marco Beltrami（マルコ・ベルトラミ）]]></category>
		<category><![CDATA[Mychael Danna（マイケル・ダナ）]]></category>

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		<description><![CDATA[
 
先頃キネマ旬報社から『オールタイム・ベスト 映画遺産 映画音楽篇』という
ムック本が発売になったのですが、「映画人・評論家・作曲家が選ぶ○○」
という各コーナーで、大御所の映画人の方に混じって僕もいろいろ映画や
作 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="aligncenter size-full wp-image-1993" title="alltime best" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2010/04/alltime-best.jpg" alt="alltime best" width="300" height="422" /></p>
<p> </p>
<p>先頃キネマ旬報社から『オールタイム・ベスト 映画遺産 映画音楽篇』という<br />
ムック本が発売になったのですが、「映画人・評論家・作曲家が選ぶ○○」<br />
という各コーナーで、大御所の映画人の方に混じって僕もいろいろ映画や<br />
作曲家、主題歌など選ばせてもらってます。</p>
<p><span id="more-1994"></span></p>
<p> <br />
去年の暮れ頃にキネ旬さんから「アンケートのお願い」みたいなメールが来て、<br />
キネ旬から自分のところにこういう依頼が来るとは夢にも思わなかったなー、<br />
興奮するなぁ、などと思いつつ、心に残る映画歌曲とか好きな映画音楽作曲<br />
家とかジャンル別映画音楽ベスト10とか、いろいろ選ばせて頂きました。</p>
<p>で、まぁどんな映画（もしくは作曲家）を選んだかというのは本を読んで頂いた<br />
通りなのですが、このチョイスにはちゃんとワケがあるのです。</p>
<p> </p>
<p>多分、ニーノ・ロータとかジェリー・ゴールドスミスとかエンニオ・モリコーネと<br />
いった大御所作曲家や、『ゴッド・ファーザー』や『サイコ』みたいな&#8221;定番もの&#8221;<br />
は他のベテラン評論家の方が選ぶだろうから、若輩者の自分は比較的新しい<br />
作品や現在活躍中の映画音楽作曲家に絞って選んでみるかと考えました。</p>
<p>そうやってややマイナーな映画音楽家の名前が掲載される事によって、<br />
本を読んだ人が「マイケル・ダナってどんな作曲家だ？」と思って彼らの<br />
名前をググったり、「こういうベスト５でマルコ・ベルトラミを挙げるってどう<br />
いうセンスだよ」とよかれ悪しかれ読者の印象に残ってくれる事を期待して、<br />
あえて大御所の名前を挙げずに僕が&#8221;現在&#8221;最も好きな作曲家を５人選んで<br />
みたというわけです。</p>
<p>だから別にゴールドスミスの音楽に興味がないとか、モリコーネの音楽を<br />
聴いた事がないとか、決してそういうわけではありませんので念のため。</p>
<p> </p>
<p>ちなみに「心に残る映画歌曲・テーマ曲ベスト」で僕が選んだ『スカーフェイス』<br />
の主題歌&#8221;Scarface (Push it to the Limit)&#8221;で「歌：ポール・イング」となって<br />
おりますが、もちろん正しくは「ポール・イングマン」です。そう書いて送ったん<br />
ですが、何か校正の段階で&#8221;マン&#8221;が消えちゃったみたいです。ああ、多分<br />
「イング」と「マン」の間で改行が入ったんで見落とされちゃったかな･･･。</p>
<p> </p>
<p>それはさておき、他の映画評論家の嗜好性や、一般に「スタンダード」とされ<br />
る映画音楽がどんなものかが一発で分かるので、なかなか読み応えのある<br />
本ではないかと思います。</p>
<p>　</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>（500）日のサマー</title>
		<link>http://blog.marigold-mu.net/archives/1975</link>
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		<pubDate>Fri, 02 Apr 2010 15:31:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[サントラ]]></category>
		<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[Daryl Hall & John Oates]]></category>
		<category><![CDATA[Mychael Danna（マイケル・ダナ）]]></category>
		<category><![CDATA[サウンドトラック]]></category>

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		<description><![CDATA[ 
 
遅ればせながら、『(500)日のサマー』(09)を見てきました。先月はいいタイミングで東京出張がなかったので、「こりゃDVDになるまで待つしかないか」と半ば諦めていたのですが、いやー仙台の劇場でこの映画が観られる [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p> <img class="aligncenter size-full wp-image-1976" title="500 days of summer" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2010/04/500-days-of-summer.jpg" alt="500 days of summer" width="300" height="300" /></p>
<p> </p>
<p>遅ればせながら、『(500)日のサマー』(09)を見てきました。先月はいいタイミングで東京出張がなかったので、「こりゃDVDになるまで待つしかないか」と半ば諦めていたのですが、いやー仙台の劇場でこの映画が観られるとは、まだまだ仙台も捨てたもんじゃないな。</p>
<p> </p>
<p><span id="more-1975"></span><br />
映像とか音楽とかパッと見オシャレそうな映画なのですが、描いている事と言えば「男の視点から見た、恋に夢を見すぎた男の恋愛失敗談」ってな感じで、なかなか見ていて身につまされるものがございました。結構グサッと来る。</p>
<p>詳しくは本編を観て頂くとして、そりゃサマーたんみたいな女子から「私もザ・スミス大好きよ！」なんて言われたら、世の文系男子は「この出会いは運命だ！」と思ってしまうよなー。僕だって、「いま聴いてるの&#8221;My BrightTomorrow&#8221;でしょ？ 私もユキヒロさんの曲大好き！」なーんて女子から言われたら、その子に夢中になってしまうだろうし。ま、幸か不幸かそういう人には今までの人生で会った事はありませんが。</p>
<p> </p>
<p>しかしまぁ、この映画は見せ方がいちいち文系男子のツボを突きますな。IKEAのデート・シーンをわざわざ「関係が冷め切った頃」と「交際順調だった頃」を交互に見せてみたり、スプリット・スクリーンを使ってトムの脳内の&#8221;EXPECTATIONS （期待）&#8221;と、実際に直面する&#8221;REALITY （現実）&#8221;を同時進行で見せてみたり、たぶん人によってはこういう演出が「気取りやがって」と鼻につくのだろうけれど、この映画に関しては殊更そういう感じはしなかったような。ちなみに、メイン・タイトルとあの日付カウントのシークエンスをデザインしたのは、Imaginary Forcesでした（エンドクレジットで確認）。どおりでオシャレなわけだ。</p>
<p> </p>
<p>僕としてはホール＆オーツのネアカ系ポップ・ソング&#8221;You Make My Dreams&#8221;がどこで使われるか興味があったのですが、やっぱりあのシーンだったか。もう曲タイトルのまんま。結構長い時間かかってたので、劇中使用曲の中でもかなり目立っていた印象。</p>
<p> </p>
<p>ま、歌モノに関してはあちこちで語られていると思うので、ここではスコアについて書かせて頂きます。</p>
<p> </p>
<p>こういう「始めに歌モノありき」な映画だとオリジナル・スコアがないがしろにされがちなのですが、思った以上にスコアがきちんと使われてました。素晴らしい。</p>
<p>作曲はマイケル・ダナとロブ・シモンセンの２人。シモンセンはダナの一番弟子的なミュージシャンのようです。マイケル・ダナの音楽はミニマリスティックな曲構成やメロディー、アレンジ（チェレスタ／鉄琴風の音とか木管の使い方）にかなり特徴があるので、一聴しただけでこの人の音楽だとすぐに分かります。今回の音楽は『偶然の恋人』(00)のノリに近いかな。歌モノとも相性が良いポップス・インストゥルメンタル的なサウンド。文系男子とマイペース女子のドラマに相応しい、愛らしい感じの音楽です。ちょっと切ない所がミソ。</p>
<p>マイケル・ダナはアトム・エゴヤン監督作品のように「悩める主人公が登場する映画」の音楽を手掛ける事が多いのですが、なるほど確かに今回のトムも「悩める主人公」だったなーと思った次第。この作曲家の人選もきちんと考えられたものだったというわけです。</p>
<p> </p>
<p>ちなみにスコア盤はiTunesでのみ購入可能。こういういい作品はちゃんとCDで出してくれよ、とつくづく思うのでした。これだから大企業は嫌だ。いつも言ってる事だけど、形に残らないものってのは情緒がないやね。　</p>
<p>　　</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>Dr.パルナサスの鏡</title>
		<link>http://blog.marigold-mu.net/archives/1817</link>
		<comments>http://blog.marigold-mu.net/archives/1817#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 28 Jan 2010 15:23:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[サントラ]]></category>
		<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[Jeff Danna（ジェフ・ダナ）]]></category>
		<category><![CDATA[Mychael Danna（マイケル・ダナ）]]></category>
		<category><![CDATA[コリン・ファレル]]></category>
		<category><![CDATA[サウンドトラック]]></category>
		<category><![CDATA[ジュード・ロウ]]></category>
		<category><![CDATA[ジョニー・デップ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://blog.marigold-mu.net/?p=1817</guid>
		<description><![CDATA[
 
昨日は何かと話題の映画『Dr.パルナサスの鏡』(09)を観てきました。
 
個人的にテリー・ギリアムは作品によってイマイチ乗り切れないものも結構あるのですが
（『ローズ・イン・タイドランド』(05)は途中で挫折しま [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="aligncenter size-full wp-image-1818" title="doctor parnassus" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2010/01/doctor-parnassus.jpg" alt="doctor parnassus" width="300" height="300" /></p>
<p> <br />
昨日は何かと話題の映画『Dr.パルナサスの鏡』(09)を観てきました。</p>
<p> </p>
<p>個人的にテリー・ギリアムは作品によってイマイチ乗り切れないものも結構あるのですが<br />
（『ローズ・イン・タイドランド』(05)は途中で挫折しました･･･）、今回はあのギラギラ・ゴチャ<br />
ゴチャしたヴィジュアルも健在だったし、「鏡の向こうの世界」の享楽的かつ悪夢的なCGも<br />
見応えがあったし、なかなか楽しめました。</p>
<p> <span id="more-1817"></span></p>
<p>既に各メディアで語られている通り、本作撮影中にトニー役のヒース・レジャーが急死して<br />
しまうという悲惨な出来事があったわけですが、「鏡の向こうのトニー」役をジョニー・デップ、<br />
ジュード・ロウ、コリン・ファレルの３人が演じる事で何とか完成に漕ぎ着けたと。ヒースが<br />
亡くなる前に「現実世界のトニー」をほとんど撮り終えていたというのは奇跡としか言いよう<br />
がありません（スタンド・インを使って後から撮ったシーンもあるだろうけど）。現実世界と<br />
鏡の向こうでトニーの見た目が変わる事に関しても、いざ観てみたら違和感がなかったし、<br />
「鏡に入った人の願望に従って、トニーの容姿が変わる」という設定も何となく説得力が<br />
あったような。</p>
<p>で、「あっちの世界のトニー」を演じた３人もピタリとキャラクターにハマってました。大雑把<br />
に分類するとデップが「善人のトニー」、ジュードが「胡散臭いトニー」、ファレルが「浅はかな<br />
ワルのトニー」･･･という感じでしょうか。ヒースの急死を受けての苦肉の策だったのだろう<br />
けど、結果として「現実世界で掴み所のなかった青年が、鏡の中でその多面的な人格を<br />
晒されてしまう」という構成になったわけで、ある意味すごく心理学的な映画になった気が<br />
します。</p>
<p>それにしても、ファレルはキャラ的に「浅はかなチンピラ」って印象の俳優なんでしょうかね。<br />
『プライド＆グローリー』(08)とか『ヒットマンズ・レクイエム』(08)もそうだったし。あの濃い<br />
眉毛と無精ヒゲのせいでそう見えるのかな。</p>
<p> </p>
<p>「悪魔と取引した男の悲劇」というドラマも自分好みでした。『エンゼル・ハート』(87)とか『デ<br />
ィアボロス 悪魔の扉』(97)とか、ああいう「悪魔もの」が好きなクチでして。トム・ウェイツの<br />
悪魔役もハマってますな。あの声であの風体だし。今回の悪魔は憎たらしさの中にも人情<br />
家っぽい一面があって、なかなか魅力的な存在でした。「世の中には、悪魔の力を持って<br />
しても地獄送りに出来ない悪党が存在する」という後半の展開には妙に納得させられまし<br />
た（最近そういう事件が多いですしね･･･）。</p>
<p> </p>
<p>この映画、音楽もいい味を出してました。作曲はマイケル・ダナとジェフ・ダナ。『ローズ・イ<br />
ン・タイドランド』に続いての登板。くたびれた大道芸一座の物悲しい祝祭性を体現した、<br />
メイン・テーマ曲の哀愁のメロディーが絶品です。もともとマイケル・ダナという人はアトム・<br />
エゴヤン作品で「悩める人々」の心を癒すような音楽を書いてきた人ですが、今回もパル<br />
ナサス博士（クリストファー・プラマー。御年81歳！）の苦悩や空虚な心の内を切々と描き<br />
出しています。</p>
<p>抑制の利いた音楽に定評があるマイケル＆ジェフのダナ兄弟ですが、今回は作品の性質<br />
上シアトリカルなスコアが多いような気がします。が、大道芸の祝祭性を過度に煽らず、<br />
悩める者の心情を哀愁の調べで代弁する作風は、まぎれもなくダナ兄弟のもの。彼ららし<br />
さは決して失われていませんでした。サントラ盤も「買い」です（インチキ慈善事業の歌と、<br />
国家権力冒涜ソングも勿論収録）。</p>
<p> </p>
<p>余談ですが、「鏡の向こうのトニー#3」のシーンでピーター・ストーメア（『プリズン・ブレイ<br />
ク』のアブルッチ）が出てました。ファンの方はお見逃しなく。</p>
<p>　　</p>
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		<title>The Time Traveler&#8217;s Wife</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Oct 2009 07:19:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[サントラ]]></category>
		<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[Mychael Danna（マイケル・ダナ）]]></category>
		<category><![CDATA[サウンドトラック]]></category>

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昨日は映画館に行ったら、映画の日でも何でもないのにチケット売り場に行列が。何でかなー
と思ったら、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の公開初日だったんですね。
自分が観に行ったのは『THIS IS IT [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="aligncenter size-full wp-image-1620" title="the time traveler's wife" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2009/10/the-time-travelers-wife.jpg" alt="the time traveler's wife" width="300" height="300" /></p>
<p> <br />
昨日は映画館に行ったら、映画の日でも何でもないのにチケット売り場に行列が。何でかなー<br />
と思ったら、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の公開初日だったんですね。</p>
<p>自分が観に行ったのは『THIS IS IT』ではなく『きみがぼくを見つけた日』(09)だったので、<br />
本日はそのお話をダラダラと。</p>
<p> <br />
この映画、原題は『The Time Traveler&#8217;s Wife』なんですが、何だかずいぶん特徴のない邦題に<br />
なってしまいました。ま、既に原作小説がある作品ですし、過去に『タイムトラベラー きのうから<br />
来た恋人』(99)という映画もあったので、今回「タイムトラベラー」という言葉が使えなかったのかも<br />
しれません。時空旅行がキーの話だけに、ちょっと第一印象で損をしているような気がします。</p>
<p>本作は「自分の意思とは関係なく、日常生活中に突然、不特定の場所・時間に時空旅行して<br />
しまう」という特異体質を持った男ヘンリー（エリック・バナ）と、幼い頃に彼と運命的な出会いを<br />
果たした良家のお嬢様クレア（レイチェル・マクアダムス）の悲恋ドラマ。「自分の意思とは関係<br />
なく云々」というのは、『LOST』第４シーズンのデズモンドのような感じですかね。</p>
<p> </p>
<p>ひと昔前までは、こういうタイムトラベル作品（例えば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ）は<br />
「過去を変えたら現在や未来はどうなる？」というタイムパラドックス的な要素が物語の重要な<br />
ポイントになったわけですが、『LOST』といい本作といい、どうも最近は「起きてしまった過去の<br />
出来事は変えられない」という考え方が浸透しつつあるようです。</p>
<p>本作の脚本（＝脚色）を手がけたのが『ゴースト／ニューヨークの幻』(90)、『ジェイコブス・ラダー』<br />
(90)などのブルース・ジョエル・ルービンという事で、映画の後半から独自の死生観に基づいた<br />
運命論的な話になります。「この世での死が全ての終わりではない」というような展開は、過去の<br />
作品のテーマと共通するものがあるような気がしました。</p>
<p> </p>
<p>･･･と、まぁ異色の恋愛ドラマが展開する本作ですが、物語の世界を異色たらしめているのは<br />
マイケル・ダナの音楽によるところも大きいのではないかな、と自分は思います。ピアノや弦、<br />
木管で奏でられるミニマリスティックなメロディーは甘すぎず冷たすぎず、劇伴として実にいい<br />
感じのバランス。登場人物の心理状態を観客に想像させる余地を残しているので、感動を強要<br />
するような押しつけがましさがない。言わば和食のような慎ましい味わいの音楽。『17歳のカル<br />
テ』(99)とか『偶然の恋人』(00)の音楽も抑えた感じで良かったもんなぁ。</p>
<p>サントラ盤には、ヘンリーとクレアの結婚式のダンス・パーティーの場面で流れる&#8221;Love Will<br />
Tear Us Apart&#8221;（Joy Divisionのカヴァー）も収録。この曲がこういう風に化けるとは思わな<br />
かった。ムード歌謡風というのでしょうか。ちょっと衝撃。</p>
<p>CDの最後にLifehouseの&#8221;Broken&#8221;が収録されていたので、てっきりエンドクレジットで使われる<br />
のかと思いましたが、エンドクレジットはスコアのメドレーでした。この曲はイメージソングという<br />
扱いなんでしょうか。もっとも、今回はダナのスコアで〆て正解だったと思いましたが。</p>
<p> </p>
<p>　　　</p>
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