• サントラ, 映画ネタ 2009.03.12 コメントは受け付けていません。

     

     
    東京から戻ってきてから、毎年恒例の花粉症の症状が出て来てしまいました。
    どうもこの前の東京は花粉の飛散量が多かったらしく、花粉をたんまり
    吸い込んで仙台に帰ってきてしまったらしいです。

    これから拷問のような日々が続くのだなぁ、と思うとちょっとユーウツです。

     

    ま、それはさておき、先日『ロックンローラ』(08)を観て参りました。

     

    マドンナと結婚してすっかりダメになってしまったガイ・リッチー監督の復活作!
    ・・・として知られる同作ですが、何だか海外での前評判の割には、日本では
    いつの間にか公開日が決まっていて、さしたる宣伝もないままガーデンシネマで
    上映されていたような気がします。勿体ないなぁ。面白かったですよコレ。

    お話の構成はいつもの通り。ロンドン不動産ビジネスの大金を巡って、マフィアの
    ボス・レニー(トム・ウィルキンソン)とその腹心アーチー(マーク・ストロング)、
    胡散臭いロシア人実業家(カレル・ローデン)とその会計士ステラ(タンディ・ニュー
    トン)、街のチンピラ・ワンツー(ジェラルド・バトラー)とその仲間たち、そしてヤク
    漬けのロックスター・ジョニー(トビー・ケベル)がてんやわんやの大騒ぎ(←死語)を
    繰り広げるという感じ。

     

    「何の接点もないキャラ同士が、やがて1つの事件で繋がっていくストーリー」、
    「複雑にこんがらがったプロットを整理するクールなナレーション」、「ガチャガチャ
    したカメラワーク」、「イカす音楽」。もう、やってる事はほとんど『ロック・ストック&以下略』
    とか『スナッチ』(00)と全く同じ。

    でも、これがいいんですな。だって、マドンナが主演ってだけでアレだった『スウェプト・
    アウェイ』(02)とか、カバラ神秘主義にドップリ浸かってヤバ気な出来だった『リボ
    ルバー』(05)とか、正直イマイチだったんだもん。「こんなガイ・リッチー映画は観たく
    ない!」と誰もが思ったはず。

    だから、こうして原点回帰してくれたのは素直に嬉しい。これなら次回作の『Sherlock
    Holmes』(09)も期待していいような気がします。

     

    キャストでは、ガキ大将がそのまま大人になったようなジェラルド・バトラーの演技が
    なかなかいいですな。『P.S. アイラヴユー』(07)のやんちゃなダメ亭主が更にダメに
    なった感じ(笑)。何か、この人が女性ファンに人気がある理由が分かった気がする。
    こういうガキ大将っぽいところが母性本能をくすぐるんだろうな、きっと。

    あと、マーク・ストロングは最近売れてますね。前日に観た『バビロン A.D.』(08)にも
    出てましたよ。『ワールド・オブ・ライズ』(08)とか『リボルバー』にも出てましたしね。
    確かにダンディーな感じでカッコいいよなぁ。「細身のアンディ・ガルシア」って感じかな。

     

    サウンドトラックもナイスなコンピレーション。オープニングで派手に流れるBlack Strobeの
    「I’m A Man」とか、ジョニーがクラブの用心棒をブチのめすシーンのThe Subwaysの「Rock &
    Roll Queen」なんかはアッパーで最高。ワンツーとロシア人2人組のアクション・シーンの
    The Hives「The Stomp」からThe Scientists「We Had Love」への流れなんて、映像との
    見事なハマりっぷりに脱帽です。笑えるんだけどカッコイイというか。

    特筆すべきは、若い頃のジョニーがThe Clashの「Bank Robber」を鏡の前で歌っていて
    義父のレニーに折檻されるエピソードですかね。子供なのに選曲が実にシブイ(笑)。
    こうしてみると、確かにジョニー・クイドこそ真のロックンローラですな。

     

    未見の方は観ておいて損はないですぞ。

    3月17日追記:『ロックンローラ』のサントラ盤は、Universal Musicからリリースになってます(輸入盤)。

     

        

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  • My Works, サントラ, 映画ネタ 2008.10.23 コメントは受け付けていません。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    先週18日から映画『P.S.アイラヴユー』(07)が公開になったので、
    本日はそのお話。

    アイルランド元首相のご令嬢、セシリア・アハーンの処女小説の
    映画化作品で、主演はヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラー。
    監督/脚本は『マディソン郡の橋』(95)の脚色を担当した
    リチャード・ラグラヴェネーズ。

    最愛の夫ジェリー(バトラー)を亡くしたホリー(スワンク)が、
    亡き夫から届けられる「消印のない手紙」によって生きる力を
    取り戻していくというストーリー。
    こういう映画は”いかにも”な美男美女をキャスティングすると
    観ている側はシラケてしまいますが(『スウィート・ノ○ンバー』
    とか…)、スワンクとバトラーの2人が演じる事でキャラクターに
    親しみやすさが出たのではないかな、と思います。
    (ジェリーみたいなやんちゃな旦那サマ、現実にも結構いそうな
    気がしますが)

    さてこの映画のサントラ盤は劇中で使用されたヴォーカル曲を
    コンパイルした「コンピ盤」と、ジョン・パウエルが書き下ろした
    背景音楽を収録した「スコア盤」の2種類がリリースになって
    おりますが、今回ご紹介するのは「スコア盤」の方です。

    パウエルはアクション映画の音楽で有名ですが、数こそ少ない
    ものの『アイ・アム・サム I am Sam』(01)のようなヒューマンドラマ
    でもいい仕事をしてくれてます。

    オーケストラにアコースティック・ギターの柔らかな調べを乗せて、
    ハートウォーミングで甘く切ないメロディーを全編に渡って聴か
    せてくれているんですが、これがもう最高。癒されます。
    就寝前とか、入浴中とか、午後の昼下がりのBGMなんかに
    最適なのではないかと。リラクゼーション・ミュージックをお探しの
    方にオススメ。

    CDはランブリング・レコーズより発売中。

     

    オリジナル・サウンドトラック・スコア『P.S.アイラヴユー』
    音楽:ジョン・パウエル
    品番:GNCE7030
    定価:2,625円

    個人的にはぜひぜひ国内盤をお買い求め頂きたいと思います。

        

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