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	<title>Room MGMu &#187; Alexandre Desplat（アレクサンドル・デスプラ）</title>
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	<description>マリーゴールドミュージックの各種お知らせ、レーベルオーナーによる雑記などを発信中！</description>
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		<title>聞き応えアリ。『ゴーストライター』の音楽</title>
		<link>http://blog.marigold-mu.net/archives/3224</link>
		<comments>http://blog.marigold-mu.net/archives/3224#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 Nov 2011 03:00:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[サントラ]]></category>
		<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[Alexandre Desplat（アレクサンドル・デスプラ）]]></category>
		<category><![CDATA[Charlie DeChant（チャーリー・デシャント）]]></category>
		<category><![CDATA[サウンドトラック]]></category>

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		<description><![CDATA[
全国順次公開になっていたロマン・ポランスキー監督作『ゴーストライター』(10)。
先週やっと見て来られました。
 
うーん、前評判に違わぬ見応えのある映画でした。「英国首相の秘密を知ってしまったゴーストライターの身に危 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="aligncenter size-full wp-image-3225" title="the ghost writer" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2011/11/the-ghost-writer.jpg" alt="the ghost writer" width="320" height="320" /></p>
<p>全国順次公開になっていたロマン・ポランスキー監督作『ゴーストライター』(10)。<br />
先週やっと見て来られました。</p>
<p> </p>
<p>うーん、前評判に違わぬ見応えのある映画でした。「英国首相の秘密を知ってしまったゴーストライターの身に危険が迫る」というプロットもよくある話だし、奇をてらった演出もしていないのだけれど、最後までスリルと面白さがダレ場なく持続する見事な語り口に感服致しました。</p>
<p>緊迫した状況でもウィットに富んだセリフを交わす粋なキャラクターと脚本。<br />
終始落ち着いた動きで見せるカメラワーク。<br />
曇天が印象的な不吉で寒々とした映像（ロケーション）。<br />
小道具の使い方の巧さ（特にカーナビ）。<br />
情報を小出しにしつつ、終盤で一気に真相を解き明かす&#8221;焦らし&#8221;のテクニック。</p>
<p>もう、全てが職人技。今どきのサスペンス映画から失われつつある「基本に忠実な面白さ」が凝縮された作品と言えるでしょう。</p>
<p><span id="more-3224"></span></p>
<p> </p>
<p>こういう映画は予備知識ゼロで見に行った方が面白いと思うので、本編については割愛。ここからは音楽について書かせて頂きます。</p>
<p>音楽を担当したのは売れっ子のアレクサンドル・デスプラ。僕は本編を見る前に輸入版サントラを買って何度も聴いていたのですが、実際に本編を見たら予想以上に音楽と映像がマッチしていて、思わず「ううむ、これは凄い」と唸ってしまいました。</p>
<p> </p>
<p>日本盤のライナーノーツにどんな事が書いてあるか分かりませんが、このデスプラのスコアで最も印象に残るのが、冒頭のメインテーマで登場する掠れたフルートの音。ブックレットには&#8221;Singing Flute&#8221;とクレジットされているのですが、これはいわゆる発声奏法（グロウル）と呼ばれるもので、フルートを吹く際に同時に声を出す事でハウリングを発生させる特殊な演奏法です。ちなみにジェスロ・タルとかチャーリー・デシャントさんも自身のアルバムでこういう奏法を披露する事があります。</p>
<p>で、何でこんな奏法を使っているかというと、通常演奏と同時に声を出すことにより生じた&#8221;差音&#8221;で&#8221;ゴースト&#8221;という影の存在をほのめかしているわけです。これは見事なアイデアだなー、と思いました。まぁ僕の推測でしかありませんが、劇中でも&#8221;ゴースト&#8221;（ユアン・マクレガー）の登場シーンの大半でこのテーマ曲が流れるので、恐らくそういう事なのだと思います。</p>
<p> </p>
<p>この手法を別にしても、低音域をウネウネとうねるクラリネットとか、デスプラの音楽に欠かせないハープやグロッケンシュピール（orチェレスタ）のループ音、気怠いミュート・トランペット、フルートの音が際立つオーケストラ・アレンジなどなど、作曲者の個性が全面に出た面白いサウンドを全編で聞かせてくれます。森の中のカーチェイス・シーンで流れる&#8221;In The Woods&#8221;のスネアドラムも、いい感じで映像にリズム感を与えていてグッド。こういうスコア、ハリウッド資本のサスペンス映画では最近聞けなくなりました。</p>
<p>映画のオープニングとエンディングで流れる曲が同じ（いわゆる&#8221;リプライズ&#8221;というやつ）なのにもちゃんと意味があるし、細部にわたって計算し尽くされた楽曲構成になってます。ハッキリ言ってこれは凄い。クライマックスの音楽もシビれました。</p>
<p> </p>
<p>とにかく素晴らしい音楽なので、サントラ・ファンの方は、是非一度聞いみて頂きたいアルバムです。映画本編同様にオススメ。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <span style="color: #0000ff;"><span style="text-decoration: underline;">Daryl Hall &amp; John Oates 関連商品 好評発売中！</span></span></p>
<p>■Eliot Lewis / 6 &amp; One<br />
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<p>■Charlie DeChant / Like the Weather<br />
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		<item>
		<title>第68回ゴールデングローブ賞の作曲賞候補作品について</title>
		<link>http://blog.marigold-mu.net/archives/2629</link>
		<comments>http://blog.marigold-mu.net/archives/2629#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 08 Jan 2011 14:30:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[サントラ]]></category>
		<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[A.R. Rahman（A.R. ラフマーン）]]></category>
		<category><![CDATA[Alexandre Desplat（アレクサンドル・デスプラ）]]></category>
		<category><![CDATA[Danny Elfman（ダニー・エルフマン）]]></category>
		<category><![CDATA[Hans Zimmer（ハンス・ジマー）]]></category>

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		<description><![CDATA[ 
仕事が忙しかったり風邪引いたりしてすっかり忘れてましたが、ゴールデングローブ賞の授賞式は今月16日だった。
賞の部門はいろいろありますが、やっぱり仕事柄いちばん気になるのは作曲賞なわけで。
 
今年のノミネート作品は [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p> </p>
<p>仕事が忙しかったり風邪引いたりしてすっかり忘れてましたが、ゴールデングローブ賞の授賞式は今月16日だった。</p>
<p>賞の部門はいろいろありますが、やっぱり仕事柄いちばん気になるのは作曲賞なわけで。</p>
<p> </p>
<p>今年のノミネート作品は以下の通り。</p>
<p> </p>
<p>・アレクサンドル・デプラ／『英国王のスピーチ』<br />
・ダニー・エルフマン／『アリス・イン・ワンダーランド』<br />
・Ａ・Ｒ・ラフマーン／『127 HOURS』<br />
・トレント・レズナー &amp; アッティカス・ロス／『ソーシャル・ネットワーク』<br />
・ハンス・ジマー／『インセプション』</p>
<p> </p>
<p>アカデミー賞の作曲賞候補もほぼ同じ顔ぶれになるのかなー。</p>
<p> </p>
<p><span id="more-2629"></span></p>
<p>作品的には『ソーシャル・ネットワーク』の評価が高いけど、トレント・レズナーは映画音楽が本職じゃないからいきなり受賞という事にはならないんじゃないか、という気がする。なったらなったでGG賞も門戸が広くなったなーと思うけど。音楽がエレクトロ・ミュージック系だった事も評価が分かれるか（僕はこういう音楽も好きですけど）。</p>
<p>『英国王のスピーチ』も評価が高いけど、デプラはGG賞の常連作曲家と化しているから、「それじゃあ今回もデプラで」となるか、あるいは「今回は違う人に獲らせようよ」となるか微妙なところ。『The Ghost Writer』でノミネートされたのだったら受賞は確実だと思うんだけど、この映画だとどうかな・・・。</p>
<p>『127 Hours』は既存のポップ・ミュージックの割合が多かったから、スコアの比重を考えるとラフマーンの受賞は難しいような気がする。</p>
<p>エルフマンはこの前『ミルク』(08)でアカデミー賞の候補になりましたが、『アリス・イン・ワンダーランド』で受賞というのはちょっと難しいか。</p>
<p> </p>
<p>･･･というわけで、個人的にはハンス・ジマーを推したいところ。『インセプション』の音楽は素晴らしかったし、GG賞だけじゃなくて、アカデミー賞も獲っちゃえばいいじゃない（個人的な贔屓も入ってます）。</p>
<p>気になるのは、例のエディット・ピアフの曲を使った&#8221;しかけ&#8221;を「革新的」と解釈するか、「オリジナルの曲ではない」と見なされてしまうかというところ。あれはかなり作り込んだ音楽だと思うので、ジマーが受賞してくれると嬉しいなぁ。ジョニー・マーのギターも最高だったし。</p>
<p> </p>
<p>ここは是非ジマーさんに頑張ってもらいたいな。<br />
応援してます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h4><span style="color: #0000ff;"><span style="text-decoration: underline;">ホール＆オーツ関連商品 好評発売中！</span></span></h4>
<p>Charlie DeChant / Like the Weather<br />
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		</item>
		<item>
		<title>第82回アカデミー賞 最優秀作曲賞ノミネート作品</title>
		<link>http://blog.marigold-mu.net/archives/1828</link>
		<comments>http://blog.marigold-mu.net/archives/1828#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 03 Feb 2010 15:18:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[Alexandre Desplat（アレクサンドル・デスプラ）]]></category>
		<category><![CDATA[Atli Orvarsson（アトリ・オルヴァルッソン）]]></category>
		<category><![CDATA[Hans Zimmer（ハンス・ジマー）]]></category>
		<category><![CDATA[Marco Beltrami（マルコ・ベルトラミ）]]></category>
		<category><![CDATA[アカデミー賞]]></category>

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		<description><![CDATA[ 
第82回アカデミー賞ノミネート作品が発表になりました。まぁ今年は『アバター』(09)が
ほとんどの賞を獲ってしまうと思うので、イベントとしては面白味に欠けるような気もします。
が、しかし。仕事柄作曲賞の行方には興味が [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p> </p>
<p>第82回アカデミー賞ノミネート作品が発表になりました。まぁ今年は『アバター』(09)が<br />
ほとんどの賞を獲ってしまうと思うので、イベントとしては面白味に欠けるような気もします。<br />
が、しかし。仕事柄作曲賞の行方には興味があったりして。ノミネート作品は以下の通り。</p>
<p> <span id="more-1828"></span></p>
<p>ジェームズ・ホーナー：『アバター』(09)<br />
アレクサンドル・デプラ：『Fantastic Mr. Fox』(09)<br />
マルコ・ベルトラミ &amp; バック・サンダース：『ハート・ロッカー』(08)<br />
ハンス・ジマー：『シャーロック・ホームズ』(09)<br />
マイケル・ジアッキノ：『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)</p>
<p> </p>
<p>『シャーロック・ホームズ』は先月サントラ盤の仕事で試写を観てきたばかりですが、<br />
確かに面白い音楽でした。ジマーの場合、毎回作曲に携わるコンポーザーの数が<br />
多いので、アカデミー賞の規定でノミネートの対象にならなかったりする事がある<br />
わけですが（『ダークナイト』(08)とか）、今回は大丈夫だったらしい。</p>
<p>アトリ（・オルヴァルッソン）さんがアコーディオンを演奏しているので、個人的に<br />
この中で一番思い入れのあるサントラです。そのうちブログでもちゃんとサントラに<br />
ついて書かないといけませんな。</p>
<p> </p>
<p><a href="http://blog.marigold-mu.net/archives/1763" target="_blank">以前のブログ</a>で「マルコさんは『ハート・ロッカー』で作曲賞候補にならないのかな？」<br />
などと書きましたが、本当に候補になりました。何度かインタビューした事のある方<br />
なので、今回のノミネートは嬉しいものがあります。前回候補になった『3時10分、<br />
決断のとき』(07)の音楽も素晴らしかったし。</p>
<p>ただ、今回はアカデミー会員ウケするようなタイプの音楽じゃないのがツライところ。<br />
何か、「映画の評価が高いから、ついでに音楽も入れとくか」という感じで選んだような<br />
気もする。</p>
<p> </p>
<p>アレクサンドル・デプラは『記憶の棘』(04)あたりから英語圏での評価が高くなって<br />
きましたが、今年は彼の中でもかなり異色の作品でのノミネート。こういう音楽も<br />
イケる人だったのですね。西部劇のパロディ風スコアと申しましょうか。ハッキリ<br />
言ってこの映画での受賞は難しそう。</p>
<p> </p>
<p>ジアッキノはオスカーを獲ったら「TVゲーム音楽畑出身で初のオスカー受賞者」<br />
という快挙を成し遂げるのですが、果たしてどうなるか（グラミー賞とゴールデン・<br />
グローブ賞は獲ったけど）。<br />
『M:I:3』(06)でインタビューした時、この方は「スコアにデジタル音を使いすぎると、<br />
映画から人間味が失われてしまう」と言ってました。生音・フルオケにこだわって<br />
曲を作る、正統派の映画音楽家さんです。</p>
<p>それにしても、『カールじいさん』の音楽はこんなに評価が高いのに、未だにCDを<br />
出さずに配信オンリーとはどうした事か。今からでも遅くないからCDでサントラを<br />
出してくれ。</p>
<p> </p>
<p>個人的にはジアッキノに受賞してもらいたいのですが、結局『アバター』のホーナーが<br />
獲ってしまったりして…。</p>
<p>　　</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ホステージ</title>
		<link>http://blog.marigold-mu.net/archives/1724</link>
		<comments>http://blog.marigold-mu.net/archives/1724#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 Dec 2009 18:58:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[サントラ]]></category>
		<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[Alexandre Desplat（アレクサンドル・デスプラ）]]></category>
		<category><![CDATA[サウンドトラック]]></category>
		<category><![CDATA[ロバート・ネッパー]]></category>

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		<description><![CDATA[
 
先日、日曜洋画劇場で『ホステージ』(05)を放送していたのでずっと観ていたのですが、いやー久々に「濃い」吹替えキャストだったので面白かったです。
主な配役は以下の通り。
 
ジェフ・タリー／ブルース・ウィリス（樋浦 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="aligncenter size-full wp-image-1725" title="hostage" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2009/12/hostage.jpg" alt="hostage" width="300" height="300" /></p>
<p> </p>
<p>先日、日曜洋画劇場で『ホステージ』(05)を放送していたのでずっと観ていたのですが、いやー久々に「濃い」吹替えキャストだったので面白かったです。</p>
<p>主な配役は以下の通り。</p>
<p> <span id="more-1724"></span></p>
<p>ジェフ・タリー／ブルース・ウィリス（樋浦勉）<br />
ウォルター・スミス／ケヴィン・ポラック（堀内賢雄）<br />
マース／ベン・フォスター（小山力也）<br />
デニス・ケリー／ジョナサン・タッカー（神奈延年）<br />
ケビン・ケリー／マーシャル・オールマン（浪川大輔）<br />
トミー・スミス／ジミー・ベネット（竹内順子）<br />
ジェニファー・スミス／ミシェル・ホーン（片岡身江）<br />
ジェーン・タリー／セレナ・スコット・トーマス（安藤麻吹）<br />
謎の男（腕時計の男）／キム・コーツ（大塚芳忠）</p>
<p>＊敬称略</p>
<p> </p>
<p>吹替えファンなら何と言っても見逃せないのが、タリーに捜査協力するウィル・ベックラー役で登場したロバート・ネッパー。チョイ役なのにも関わらず、『プリズン・ブレイク』のティーバッグ同様、若本規夫氏がキャスティングされてました。「そういやこの映画、ネッパーが脇役で出てたっけ。チョイ役でも若本さんが声をアテてたらすごいよなぁ」などと放送前にウチの親と冗談半分に話していたのですが、まさか本当にやってくれるとは。何て粋なキャスティングなんでしょう。</p>
<p>思えばこの映画、ティーバッグにLJ（マーシャル・オールマン）、マホーンを嫌うリチャード・サリンズ捜査官を演じたキム・コーツ、と『プリズン・ブレイク』のキャストがメインの役で３人出てますね。ある意味、プリズン・ブレイク・ファン必見の作品。</p>
<p>ベン・フォスターはこういう「話が通じなさそうなイッちゃった悪役」を演じると実に怖い。『3時10分、決断のとき』(07)のチャーリー・プリンス役も相当キてましたが、この人の場合、無口なのが余計怖い。小山力也氏が抜擢されたのも、「ただならぬ雰囲気を漂わせたチンピラ」というキャラを強調させたかったためと思われます。こちらもナイス人選でした。</p>
<p> </p>
<p>それにしても気合いの入った声優諸氏のキャスティングだったなぁ。今度深夜枠か何かでこの映画の再放送があったら録画しなければ。</p>
<p> </p>
<p>ちなみに『ホステージ』の監督は、ジョン・カーペンターの『要塞警察』にオマージュを捧げたフランス製アクション映画『スズメバチ』(02)を撮ったフローラン・シリ。今回も籠城モノだから、限定空間アクション・スリラーの演出の腕前を買われて抜擢されたと思われます。製作を兼任したウィリス（だから自分の娘が出演してるんだろうな･･･）の人選らしいですが、結構目の付け所がいいじゃないですか。</p>
<p>全編通して話が思いっきり暗いのと、情け容赦ないバイオレンス描写、襲ってくる敵の正体が分からない点、何となく無常感の残るエンディングなどが『スズメバチ』と共通するものがあります。未見の方は『スズメバチ』も是非ご覧下さい。なかなか良くできた映画ですので。</p>
<p> </p>
<p>･･･というわけで、音楽も『スズメバチ』に続いてアレクサンドル・デプラが担当。ハリウッドの映画音楽家だと、シンセを多用したアグレッシブなスコアをつける事が多そうな題材ですが、デプラの音楽は生オーケストラ主体のスコアでした。しかもヒロイックな主題というより、悲壮感漂う感じのメインテーマ。主題曲でボーイソプラノが聞こえてくるのですが、ブックレットに&#8221;Vocal: Antonia Desplat&#8221;とクレジットされているので、どうも歌っているのはデプラの息子さんらしい。</p>
<p>重く、静かに燃える。こういうシリアスな音楽も重厚でいいではありませんか。</p>
<p> </p>
<p>　　</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>ファイヤーウォール</title>
		<link>http://blog.marigold-mu.net/archives/867</link>
		<comments>http://blog.marigold-mu.net/archives/867#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 22 May 2009 06:29:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[My Works]]></category>
		<category><![CDATA[サントラ]]></category>
		<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[Alexandre Desplat（アレクサンドル・デスプラ）]]></category>
		<category><![CDATA[サウンドトラック]]></category>
		<category><![CDATA[ハリソン・フォード]]></category>
		<category><![CDATA[ランブリング・レコーズ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://blog.marigold-mu.net/?p=867</guid>
		<description><![CDATA[
 
今度の「日曜洋画劇場」で『ファイヤーウォール』(06)を放送するという事で、
本日はそのお話。
 
ランブリング・レコーズのMさんからライナーノーツの執筆依頼を頂いたのは、
2006年1月下旬の事でした。原稿の〆切 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2009/05/firewall.jpg"><img class="aligncenter size-medium wp-image-868" title="firewall" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2009/05/firewall.jpg" alt="" width="280" height="284" /></a></p>
<p> </p>
<p>今度の「日曜洋画劇場」で『ファイヤーウォール』(06)を放送するという事で、<br />
本日はそのお話。</p>
<p> </p>
<p>ランブリング・レコーズのMさんからライナーノーツの執筆依頼を頂いたのは、<br />
2006年1月下旬の事でした。原稿の〆切りが2/17で、映画の内覧試写が2/10<br />
という結構ギリギリなスケジュールだったのですが、いざ本編を観たら〆切りの<br />
事など忘れて、二人で「いやーなかなか面白かったですねぇ」と言いながら、<br />
しばし映画談義で盛り上がってしまったのを覚えています。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff00ff;">Mさん：「何か、とってもハリソン・フォードらしい映画でしたよね」</span></p>
<p>もる：「そうですねぇ。やっぱりハリソンは&#8221;殴る男&#8221;じゃないとダメですよね。<br />
　　　　何て言うか、銃を使わずに悪党を倒すキャラでないと」</p>
<p><span style="color: #ff00ff;">Mさん：「ああ、そうですよねぇ。最後のアクションとかすごかったですもんね」</span></p>
<p>もる：「あれはスゴかった。還暦過ぎた人のやるスタントじゃないですよ」</p>
<p><span style="color: #ff00ff;">Mさん：「あと、ハリソン・フォードって家族のために闘う役がハマってますよねー。<br />
　　　　『パトリオット・ゲーム』(92)とか『エアフォース・ワン』(97)とか」</span></p>
<p>もる：「そうそう。今回も途中から闘うオトーサンになりましたからね。痛快でしたねぇ」</p>
<p> </p>
<p>･･･という感じのやり取りをした記憶があります。</p>
<p> </p>
<p>とまぁそんなわけで、この映画では「家族のために闘う男」ハリソンの姿が存分に<br />
楽しめます。大統領を演じようが医者を演じようが、結局最後は腕っ節の強い<br />
インディ・ジョーンズ（もしくはハン・ソロ）的なキャラになってしまうハリソンですが、<br />
今回演じるのはランドロック・パシフィック銀行のコンピュータ・セキュリティの専門家。<br />
この映画でも、物語の途中から「これ、絶対IT系の人じゃないでしょ？」というぐらい<br />
身体を張った活躍を見せてくれます。</p>
<p> </p>
<p>最大の見所は、やはり映画の終盤のポール・ベタニー対ハリソンのノーDQ戦でしょうか。<br />
取っ組み合いやドツキ合いはもちろん、テーブル葬（もどき）、階段落ち、窓ガラス突き破りなど<br />
身体を張ったスタントで見せる見せる。ハリソン・フォード64歳（当時）、まだまだイケてます。</p>
<p>一部の批評で「ハリソンのスタントがドタドタしていてカッコ悪い」という意見がありましたが、<br />
どうやらこの「カッコ悪さ」も計算のうちのようです。</p>
<p>ハリソン扮するジャックは単なる中年IT系銀行マンなので、格闘はズブの素人なわけです。<br />
で、そんなフツーのオジサンが、愛する家族を取り戻すため、プロの犯罪者相手にガムシャラに<br />
なって激しい殴り合いを繰り広げる「リアルさ」「必死さ」を出したかったとスタント・コーディ<br />
ネーターが語っていました。この「カッコ悪さ」が最高に「カッコイイ」んですな。ハリソンさんの場合。</p>
<p> </p>
<p>ところでベタニー率いる銀行強盗一味の中に、一部の女性映画ファンから「イケメン銀行強盗」の<br />
アダ名を頂いたリアム（ハリソンさんにミキサー/ジューサーで撲殺される人）というキャラが<br />
いるのですが、演じているのはNikolaj Coster-Waldau（ニコライ・コスター＝ワルドー）という<br />
俳優さんです。『エニグマ』(01)とか『ウィンブルドン』(04)に出てますな。ちょっとショーン・ビーンに<br />
雰囲気が似てますかね。</p>
<p> </p>
<p>本作の音楽は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(08)のアレクサンドル・デプラが担当してます。<br />
『ハーフ・ア・チャンス』(98)とか『スズメバチ』(02)のような前例はあったにしても、ここまで<br />
正面切ってアクション・スコアを書ける人だとは思わなかったので、ちょっと意外な人選でした。</p>
<p>音楽も「唸るストリングス！吠えるブラス！そして荒れ狂うパーカッション！」とでも言いたくなる<br />
ような燃えるサウンドで、割と低予算で収めたっぽい本編にダイナミズムを持たせる事に成功して<br />
います。物語中盤で流れる「Firewall」とか、終盤のファイト・シーンで流れる「The Fight」<br />
あたりがベスト・スコアではないかと思います。</p>
<p> </p>
<p>あ、そうそう。映画のオープニング・タイトルで使われているのはMassive Attackの<br />
名曲「Angel」のヴォーカル・カット・バージョンです。この曲も映画によく使われますね。</p>
<p> </p>
<p>サントラ盤はランブリング・レコーズより発売中。アクション・スコア・ファンは必聴です。</p>
<p> </p>
<p>『ファイヤーウォール』オリジナル・サウンドトラック<br />
音楽：アレクサンドル・デプラ<br />
品番：GNCE3049<br />
定価：2,625円</p>
<p>　　</p>
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		<title>第81回アカデミー賞ノミネート作品（作曲賞について）</title>
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		<pubDate>Sat, 31 Jan 2009 18:02:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mol</dc:creator>
				<category><![CDATA[サントラ]]></category>
		<category><![CDATA[映画ネタ]]></category>
		<category><![CDATA[A.R. Rahman（A.R. ラフマーン）]]></category>
		<category><![CDATA[Alexandre Desplat（アレクサンドル・デスプラ）]]></category>
		<category><![CDATA[Danny Elfman（ダニー・エルフマン）]]></category>
		<category><![CDATA[James Newton Howard（ジェームズ・ニュートン・ハワード）]]></category>
		<category><![CDATA[Thomas Newman（トーマス・ニューマン）]]></category>
		<category><![CDATA[アカデミー賞]]></category>

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		<description><![CDATA[ 
先日、今年のアカデミー賞のノミネート作品が発表されました。
 
まぁ、ワタクシもこういう仕事をしている関係上、ノミネート作品や受賞結果は
いろいろ気になるわけでございまして、特に最優秀作曲賞に関しては毎年
「誰が受賞 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p> <br />
先日、今年のアカデミー賞のノミネート作品が発表されました。</p>
<p> </p>
<p>まぁ、ワタクシもこういう仕事をしている関係上、ノミネート作品や受賞結果は<br />
いろいろ気になるわけでございまして、特に最優秀作曲賞に関しては毎年<br />
「誰が受賞するのかなぁ」と自分なりに予想を立ててみたりしています。</p>
<p> </p>
<p>今年の作曲賞ノミネートは下記の通り。</p>
<p>アレクサンドル・デプラ / 『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』<br />
ジェームズ・ニュートン・ハワード / 『ディファイアンス』<br />
ダニー・エルフマン / 『ミルク』<br />
A.R. ラフマーン / 『スラムドッグ＄ミリオネア』<br />
トーマス・ニューマン / 『WALL・E / ウォーリー』</p>
<p> </p>
<p>ううむ。これは予想が難しい。</p>
<p> </p>
<p><a href="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2009/02/benjaminbutton_.jpg"><img class="aligncenter size-medium wp-image-306" title="benjamin button" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2009/02/benjaminbutton_.jpg" alt="" width="240" height="216" /></a></p>
<p>デプラは『真珠の耳飾りの少女』(03)、『シリアナ』(05)のゴールデングローブ賞ノミネートを<br />
経て『The Painted Veil』(06)で同賞受賞、『クィーン』(06)でアカデミー賞ノミネート、と最近<br />
勢いづいているので、『ベンジャミン・バトン』で念願のオスカー初受賞という可能性も大。</p>
<p><a href="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2009/02/slumdog_defiance.jpg"><img class="aligncenter size-medium wp-image-307" title="slumdog_defiance" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2009/02/slumdog_defiance.jpg" alt="" width="400" height="198" /></a></p>
<p>ラフマーンは「『ムトゥ踊るマハラジャ』(95)の音楽の人」として有名ですが、最近は<br />
クレイグ・アームストロングと共同で『エリザベス：ゴールデン・エイジ』(07)の音楽を<br />
担当していたりします。アカデミー賞は非西洋圏の音楽を高く評価する傾向があるので、<br />
その線から受賞という流れになるかもしれません。もしくは作曲賞ではなく歌曲賞の方で<br />
受賞する可能性もあり。</p>
<p>JNHとニューマンは共に「無冠の帝王」といった様相を呈しておりますが、二人とも才能の<br />
ある作曲家である事に疑いの余地はありません。ただ、『ディファイアンス』は思ったより<br />
賞レースで話題にならなかった事、『WALL・E』はアニメ作品である事が「ノミネートまでは<br />
アリだけど受賞はねぇ…」と判断される要因になりそうな気もします。</p>
<p><a href="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2009/02/milk_wall-e.jpg"><img class="aligncenter size-medium wp-image-308" title="milk_wall-e" src="http://blog.marigold-mu.net/wp-content/uploads/2009/02/milk_wall-e.jpg" alt="" width="400" height="200" /></a></p>
<p>『ミルク』は先日試写で観て参りましたが、素晴らしい映画でした。エルフマンの音楽も<br />
すごく流麗なスコアで、終盤の音楽は切なくて泣けました。音楽のクオリティは申し分ありません。<br />
ただ、『ミルク』は実在のゲイの活動家を描いた作品なので、保守派の評価がどうなるかが<br />
運命の分かれ道といった感じです（音楽の評価にはそれほど影響ないかもしれませんが）。</p>
<p> </p>
<p>個人的には『WALL・E』と『ミルク』のサントラ盤の仕事をしたので、どちらかの作品に<br />
受賞して貰いたいのですが、私情を挟まずに受賞結果を予想するなら、</p>
<p>本命：アレクサンドル・デプラ<br />
対抗：A.R. ラフマーン<br />
大穴：ダニー・エルフマン</p>
<p>…ではないかな、と思います（ハズレたら恥ずかしいなぁ）。</p>
<p>去年の予想（『つぐない』(07)のダリオ・マリアネッリ）は当たったんだけど。<br />
皆様の予想はいかがでしょうか？</p>
<p> </p>
<p>　　　</p>
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