前回の製作秘話では作詞の苦しみを中心にダラダラと書かせて頂きましたが、
今回は『BRITANI』の中でも割とサラッと出来た曲「夜が明けたら」のエピソードを
紹介させて頂きます。
実はこの曲、『BRITANI』のために書き下ろした新曲ではないのです。Pizzauma氏が
在籍している”Lotekmachine”という音楽ユニットの「ヌコの気持ちになって」という曲が
オリジナルでございます(知る人ぞ知る自主制作盤『ちゃんと鳴きなさい』収録曲)。
原曲は「♪ヌコの気持ちになってー なーってー」というヘンテコ男性ヴォイスがループする
脱力系お笑いソングでした。しかしよくよくオケを聴いてみたら結構作り込んであるじゃないの、
という事に気付き、「これはもっとマジメな曲にしたらイケるのでは?」と考えました。
そこでPizzauma氏に曲のリメイク/リモデルをお願いしたところ、Bメロパートを追加したり
アレしたりコレしたりで、試行錯誤の末ブリちゃんバージョンのような曲に仕上がったという
わけです。まさに曲のリサイクル。限りある資源は音であろうが何であろうが有効利用
しなくてはいけません。
それじゃあ今度は歌詞をどうしようかという話になったのですが、ミニアルバムの企画を
考えた時点で、この曲はラストに持って行こうと決めていたので、「やっぱり最後はハッピー
エンドで終わらせたいよね」という事になり、molly先生にああいう感じの詞を書いてもらいました。
「ボーイフレンドとケンカして眠れぬ夜を過ごしていたら、カレが帰ってきて一件落着めでたし
めでたし」というストーリーですな。仕上げに門間氏の流麗なサックスでラストを締めて頂いて
出来上がりです。
ちなみに「BFとケンカして云々」というくだりは、4曲目の”Liar”の歌詞で語られています。
歌詞がブリちゃんと共作名義になっているのは、ブリちゃんに英詞のライミング(rhyming)を
考えてもらったからです。最後の一箇所だけ韻が踏めなかったのが心残りだったなぁ、とは
molly先生の弁です。製作スケジュールが押してて時間があまり取れなかったからなぁ…。
その点については申し訳なく思っております。
さて件の「ヌコの気持ちになって」ですが、Lotekmachineのmyspaceで聴く事が出来ます。
広い心で(?)原曲とのギャップを楽しんで頂ければ幸いです。








