
『ニューヨーク1973 / LIFE ON MARS』が終わってしまったので、
AXNミステリーで放送スタートしたリメイク版『プリズナー No.6』を
観ています。
僕はオリジナル版を観た事がないので(話のあらすじはwebなどで
拾い読みした事はありますが)、リメイクとの比較は出来ません。
スーパードラマTVで放送中のオリジナル版を観ればいいのですが、
ま、リメイク版全6話を観終わってからの方がいいかなと思ってます。
このドラマ、主人公No.6がニューヨークにいた頃の記憶がフラッシュ
バックで時折挿入されるのですが、狙ってやっているのか、あるいは
編集がアレなのか、割と観ていて居心地が悪くなるような所でブツッ
と回想シーンが始まったり終わったりするのです。謎の「村」で展開
するドラマとニューヨークの回想シーンの繋ぎ方がイマイチ流れがよく
ない印象を受けるんですが、自分だけでしょうか。まぁ、ある意味この
ドラマは不条理劇なので、視聴者の不安を煽るためにあえてこういう
編集をやっている気もするのですが。
今週の時点で全6話中3話まで進んだので、ちょうど中盤って事に
なります。リメイクに際しては当初からミニシリーズで製作されたドラ
マなので、『ジェリコ 閉ざされた街』みたいな「放送打ち切りで尻切れ
トンボなラスト」にはならないでしょう。そういやこのドラマ、『ジェリコ』
でロバート・ホーキンスを演じていたレニー・ジェームズがNo.147役で
出演してます。相変わらず何か胡散臭そうなキャラですね、あれは。
音楽担当はルパート・グレッグソン=ウィリアムズ。名前でお分かりに
なるかと思いますが、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズの弟さんです。
代表作は『ホテル・ルワンダ』や『ビー・ムービー』など。マイケル&ジェ
フ・ダナみたいに兄弟の共同作曲作品がないのがちょっと意外。
一応『プリズナー No.6』はサスペンス・ドラマという事になると思うの
ですが、音楽は打ち込みのリズムをバキバキ鳴らすタイプではありま
せん。どちらかと言うと、アンビエント・エレクトロニカ系と申しましょうか。
静かな感じのスコアが多いです。クリフ・マルチネスの『トラフィック』
あたりの音楽をイメージして頂けるとよろしいかと。RGWはエレクトリック・
ヴァイオリンの演奏も担当。エレクトリック・ヴァイオリン/チェロの音の
聴かせ方は兄のHGW譲りという印象です。
いわゆる「リモート・コントロール系のサウンド」を期待すると肩すかしを
喰らってしまうかもしれませんが、音響系アンビエント・スコアとしては
一級品と言えるでしょう。「村」のテーマ曲とでも言うべき”Everybody
Knows Everybody”の牧歌的なメロディーも耳に残ります。
RGWもそろそろ映画で代表作をモノにして、お兄さんのような人気作曲家の
仲間入りをしてほしいなーと思います。







